-Gravure freak- 渡辺万美と考える愛すべき日本のカルチャー"グラビア"<vol.02>相沢菜々子
出所:https://www.daytona-park.com/freakmag/edited/5666/
グラビアアイドル、ジェンダーフリーブランド『Bushy Park(ブッシー・パーク)』を手掛ける渡辺万美さん。海外の『PLAYBOY』のプレイメイトでもあり世界的な活動を続けている。同時にグラビアをアートとして表現する『SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)』というプロジェクトをプロデュースしている。
そんな渡辺万美さんがグラビアカルチャーの個性を発信する連載“グラビア・フリーク”。第2回目のゲストはカッコよくて気になっていたという相沢菜々子さん! 軟体グラビアアイドルという新たなジャンルを切り拓く相沢菜々子さんの考え方に迫る。


写真からもオーラを伝えられるのは天性のものだと思う
-渡辺万美-
渡辺万美(以下、万美):今回が連載第2回目! ゲストは相沢菜々子さんです。じゃあ簡単に自己紹介してもらっていいかな?
相沢菜々子(以下、菜々子):九等身軟体レースクイーンの相沢菜々子です! レースクイーンは5年ほど続けてきて卒業間近です。あとは舞台などでお芝居させていただいたりバラエティ番組に出演したり、YouTubeプログラムをやっています。身長173センチ! あだ名はハチ子です!


万美:インスタで“ハチ子”って見たんだけど、やっぱり由来は『NANA』(マンガ)なの?
菜々子:『車選びドットコム』というYouTubeの番組にレギュラーで出演させていただいているのですが、そこで共演しているドリフトキングの土屋圭市さんが名付けてくださいました。「7どころじゃない。お前は8だと」。それでアップデートしてハチコになりました。
万美:なるほどね! グラビアを始めたのって最近のことなんだっけ?
菜々子:はい、本格的に始めたのは今年の1月からです。DVD『ナナブンノハチ』からで。



万美:ぶっちゃけどうでした? グラビアの撮影はどんな風に思ったんだろう? って。最初から“軟体”グラビアアイドルでいこうって感じだったの?
菜々子:最初は身体が柔らかいことを利用する予定じゃなかったんですよ。グラビアってどうすればいいんだろう? って思っていたときに、カメラマンさんから「身体が柔らかいなら、その方向で自由に動いてみて」って言われて。そしたら可動域の関係で写真にするとインパクトあるビジュアルになるなってことにみんなが気づいて軟体を活かしたポージングを始めたんです。でも、軟体ってちょっと品がなく見えてしまう部分もあってうまく撮るのは難しいんですよね。そこを綺麗に撮影してもらって、いつのまにやら性別問わず見てもらえる軟体グラビアって認識してもらえるようになったのは、うれしいです!


万美:そういう流れがあったんだね! にしても、写真で見るとすごくクールでカッコいい印象が強いハチ子ちゃんだけど、こうして話してみるとすごく可愛らしいよね。それなのにレンズを向けられた瞬間にスッと雰囲気が変わるから、そのギャップにやられました(笑)。すごく綺麗でカッコいいと思う。
菜々子:うれしい! ありがとうございます。


万美:スタイルもいいしヒロインって感じが写真から伝わってくるよ。そういうオーラを写真から伝えられるっていうのはすごいと思う。もともとレースクイーンで撮られ慣れていたっていうのはあるのかもしれないけど、それにしてもグラビアの撮影に対応できるのはハチ子ちゃんならではだよ。2023年にデビューしたなんて全然思わなかった。私としてもそんな人がグラビアをやってくれるなんてうれしい!
菜々子:私にとってはグラビアの撮影はすごく楽しくて刺激的なんですよ。カメラマンをはじめ、コーディネーター、スタイリスト、ヘアメイクといろんな人が関係して全員がワンチームで作り上げていく空気感がすごく好きなんです。チームとして「こういう風に撮りたい」ってイメージを持ってきてくれる人もいる、そういうクリエイターの世界観の中へ飛び込めるようなところが勉強になりました。自分の知らなかった文化との融合もできるし、いろんな人とセッションして表現の幅も広がったんじゃないかなって。



万美:あー、そう考えられるのは本当に素敵! やってよかったと思う?
菜々子:本当にやってよかった! 地のキャラクターがワンパク過ぎるもので(笑)。グラビアは演技にも役立つし少し自分に深みが出たんじゃないかって思います。


万美:グラビア界で憧れている人っている? 私の場合はMEGUMIさんや小池栄子さんが先輩としていて、そのカッコいいエロをずっと勉強してきたんだよね。
菜々子:MEGUMIさんや小池栄子さんは私にとっても憧れです! お2人とも役者としても活躍されらっしゃいますし目指したいです。同世代では奈月セナちゃんはすごくかっこいいのでチェックしちゃいますね。画像を集めちゃうくらい好きです!


どんな形であれ“相沢菜々子”という名前がお茶の間にまで広まればいいな
-相沢菜々子-
万美:なるほど! 今後、ハチ子ちゃんがやっていきたいのはどんなグラビアだったりするの?
菜々子:やっぱり軟体ってところを活かして複雑な構図だけど何かが気になる、感動だけではなく引っかかるところがあって思い出しちゃうっていうグラビアができたらいいなって思っています!



万美:いいね、絶対にできると思う! 役者もやっているわけだけどグラビアを経て、その先に思い描いている自分のビジョンとかって何かあったりするかな?
菜々子:うーん、グラビアを極めていったらどんな景色が見えるんだろう? っていうのはまだ想像できていなくて。私としては委ねている部分もあるしご縁で繋がっているって感覚ですよね。




万美:ご縁っていうのは?
菜々子:グラビアに限らずレースクイーンもそうなんですけど、偶然お誘いいただいてやってみようかと思って挑戦したんですよね。なんかRPGゲームを進めていっているような気分でやっていて、そうこうしているうちにバラエティに出てみようか、車のYouTubeチャンネルに出てみようか、という感じなんです。だから、これからも目の前にあるお仕事を全力で頑張って、そのうちに相沢菜々子という名前がお茶の間に通じるようになったらいいなっていうのはありますね。


万美:それがグラビアであれタレントであれ、どんな形でもいいってことだよね。身体だけじゃなくて思考も柔軟、それって1番強いなって私は思うの。こうと決めたらそれしかないってわけじゃなくて、何にでもなれるって考えで挑めるのは無敵なんだよね。なんだかうらやましく思うよ! グラビアも含めて今後もすごく楽しみにしています。きっといろんな魅力を見せてくれる人だと思う。


菜々子:見せ方というところでいくと「SCRATCH GIRLS」はよく思いつきましたね!? ってびっくりしちゃいました。削っていくという行為とセットになっているっていうところに可能性をめちゃくちゃ感じます! それこそグラビアの現場で感じたセッションする楽しみじゃないですよね。この表現にデザイナーやフォトグラファー、イラストレーターとかいろんな方を巻き込んでいるところがすごいと思いました。アートとして発信することでグラビアをもっと幅広く伝えていくことができますよね。
万美:そうなったらいいなと思って。きっと相性もいいと思うから参加してください!
菜々子:ぜひ! その日を楽しみにしています。

1996年生まれ、福岡県出身。モデル、タレント、女優として活躍する。レースクイーンとしての活動(2023年で卒業)も有名。『najin』というブランドもディレクションする。YouTubeチャンネル「ざわちゅーぶ」も運営する。グラビアの活動は2023年にスタート。1月に自身初のイメージビデオ『ナナブンノハチ』をリリース。各種雑誌の表紙を飾る。
ジェンダーフリーブランド『Bushy Park(ブッシー・パーク)』ディレクター。『SCRATCH GIRLS(スクラッチガールズ)』プロデューサー。ジュエリーブランド『Muff(マフ)』デザイナー。